今回は台湾「高雄」でバイクの免許の取り方についてお伝えいたします。
※この情報は2021年5月7日の情報となります
皆様が免許を取りにいくタイミングによっては情報が変化している場合がありますのでご注意ください
2021年5月3日より免許取得の為の内容が少し変わりましたので先にお伝え致します
・学科試験が必須となります。
以前は日本の普通自動車免許があればその免許を交流協会で中国語に翻訳して貰えば学科は免除されていたのですが5月3日以降、全ての人が学科試験を受けなければならなくなりました。
ご注意ください。
既にご存知の方も多いと思いますが学科は日本語で受験することが可能です
※以前、電話にて問い合わせたところ日本語の学科は無いと言われましたが
試験場に行くと日本語で試験を受けることができました
もしかしたら今後、この辺も変化していくのかもしれませんね
「台湾は人によって言うことが違う事が多々ありますのでなんとも言えませんが、、、」
それでは免許取得のための手順をお伝え致します。
準備するもの
1機車駕駛執照登記書
「バイクの免許を取得するために必要な身体検査の内容が記載されたもの 一年以内の物となります」
https://nakazimachica.com/physical-examination-taiwanese-drivers-license/
身体検査に関しては「ナカジマさん」のブログで詳しく解説してくれていましたのでご参考ください
2台湾の居留書
「何かの手続き等で居留書が手元に無い場合は試験を受ける事ができませんのでご注意ください」
3証明写真1枚
「約2.5cm x 約3.0cm」免許取得時に免許に貼られる写真となります 2年以内の物
4初回試験代金 250元
「試験に落ちてしまい2回目以降受験される方は125元となります」
5免許発行手数料 200
※居留書に関しましては電話で問い合わせると居留書の有効期限が半年以内でも免許取得は可能だそうです「場所によっては不可の場合もある可能性がありますので、ご確認ください」
受験場所
私が今回試験を受けた場所は
高雄市区苓雅監理站
高雄市楠梓區德民路71號
です。
他にも試験可能な場所がありますのでこちらからご確認ください↓
https://www.mvdis.gov.tw/m3-emv/news/office
会場までは直接自分でバイクで行くか友人などにバイクで一緒に行ってもらうなどが多いと思います。
無免許で会場まで行き、試験を受ける方も沢山います
会場までご自身の運転で行かれる際は十分ご注意ください。
試験の予約方法
試験を受けるためには事前に下記リンクから予約が必要です
https://www.mvdis.gov.tw/m3-emv-trn/exm/locations
報考照類 Type of Test 「取得した免許の種類」
預計考試日期 Date of Test「試験の日時」
考試地點 Place of Test「試験を受けたい場所」
を選択し簡単な危険予測のオンラインテストをクリアーし
後は「名前」と「居留書番号」を入力すれば予約完了です
※予約なしで当日参加でも受験人数によっては可能な場合もあるようですが
基本的には予約をしてから行くほうが確実なので事前に予約をすることをお勧めします。
バイク免許取得の手順
会場に到着し、試験の申し込みを行います。
建物が二つあるのですが、入って奥の建物になります。
![](https://www.rubik10.com/wp-content/uploads/2021/05/C24DB85A-5A33-4899-8D15-9E33DAFBE133-1024x768.jpeg)
入り口で番号を取り待ちます。
入ってすぐ右側に番号を受け取る機械があります
![](https://www.rubik10.com/wp-content/uploads/2021/05/F1B8D36B-DA1E-449E-8E24-1454A4653637-768x1024.jpeg)
![](https://www.rubik10.com/wp-content/uploads/2021/05/5A7FE700-DB0A-4FE2-B03A-3EC36290A30C-1024x768.jpeg)
番号が呼ばれたら「機車駕駛執照登記書」と「居留書」を出せば手続きをしてくれます
その際に試験代金「初回は250元 2回目以降は125元を払います」
その後、初回受験の方は「安全講習」を受ける必要があります
安全講習は一階待合席の右手にあります
安全講習が終われば一度外にでて実技試験のコースの説明があります「説明は全て中国語です」
安全講習とコースの説明が終われば受付の2階に上がり「筆記試験」を受けます。
※2回目以降で試験を受ける方は安全講習とコースの説明を聞く必要はなく受付が終わればそのまま二階に上がり筆記試験を受ける事ができます。
受験者が多い場合は二階に上がって左側の部屋で待ち名前を呼ばれたら試験の部屋に入るといった感じです。
人が多い場合は20人ぐらい居ます。 模擬試験を受けるためのパソコンもあります
入り口のスタッフに「機車駕駛執照登記書」と「居留書」を渡し指定された番号のパソコンで試験を受けます
この時、英語?日本語?どっちがいい?と中国語で聞かれるので日本語「日文」と答えれば
試験内容を日本語設定にしてくれます。
筆記試験が85点以下の場合「機車駕駛執照登記書」と「居留書」はその場で返還されますので
そのまま持って帰って大丈夫です。
※再試験の際に持参しないといけないので捨てないように保管してください。
「一週間後以降に再テストが可能なので再度予約を行い受験することになります
※筆記試験を合格しないと実技試験は受ける事ができません
実技試験の練習はできますので必要な方は練習していくのもいいと思います。
練習場は入って右奥にあります(写真の赤丸の位置です)
本試験は入って左奥にあります。
本試験の内容は下記の通りです。
時間に余裕のある方は前日もしくは当日に数回練習しておくことをお勧め致します
「前日は17:30前後まで、当日の朝7:00過ぎから 練習が可能です」
※この時間帯も場所によって違うと思いますので事前にご確認ください
![](https://www.rubik10.com/wp-content/uploads/2021/05/ADA2B6A4-2146-4C82-ABCD-CF7491AC9D1C-1024x718.jpeg)
本試験の詳細がYOUTUBEにありましたので記載しておきます
「中国語ですがなんとなく意味は理解できると思います」
筆記試験を合格された方は実技試験の試験を受けるのですが正直どのタイミング「時間帯」で実技試験が開始なのかよくわかりません、、、
ただ、実技試験練習場から本試験の場所は見えるので練習していると試験を受ける人たちがバイクで並んでいくのが見えるはずです。
そのタイミングで並ぶのがいいかと思います
並ぶ前に「機車駕駛執照登記書」と「居留書」を受付に提出し並びます。
受付は写真↓の赤丸箇所になります。
![](https://www.rubik10.com/wp-content/uploads/2021/05/C781E8D7-74D0-40F2-B221-97020252A5B0-1024x768.jpeg)
自分の番が来たらコースを走り最後まで無事走ることができれば受付で
「機車駕駛執照登記書」と「居留書」を受け取り最初に筆記試験を受けた場所に戻り
「機車駕駛執照登記書」と「居留書」を指定された場所へ提出して少し待つと呼ばれるので
その際に免許発行手数料200元を支払えば免許を渡してくれます
「提出場所が分からなければ入り口にいるスタッフの方に「機車駕駛執照登記書」を見せれば教えてくれます
これで晴れて台湾でのバイク免許取得が完了です
ただ台湾は日本にくれべて事故が多いのでくれぐれも運転にはお気をつけください。